Sider Scan が持つ解析結果の通知手段はメールのみですが、Slack やMS Teams 側の機能を使うことで、Sider Scan の通知をSlack やMS Teams の特定のチャネルに送信できます。以下では、その方法について説明します。
1. Slack のチャネルへの解析結果の送信
Slack のチャネル毎に、メール受信用のアドレスを設定することができます。このメールアドレスをSider Scan の解析結果の送信先として設定します。
まず、解析結果を送信したいSlack チャネルのチャネル名をクリックします(下図1)。すると、チャネル設定のモーダルウィンドウが現れますので、Integration(インテグレーション) タブをクリックします(下図2)。Send emails to this channel (メールアドレスを取得する) をクリックし、チャネルの送信先メールアドレスを取得します(下図3)。

より詳しくは、Slack のヘルプセンターを参照下さい。
設定ファイル(.siderscan.json) に、取得したSlack チャネルのアドレスを記載下さい。送信先メールアドレスの設定方法はこちらのリファレンスに詳しく説明されていますが、例えば以下のようになります。
{ "report": { "mail": { "to": ["channelname-xxxxxxxxxxxx@yourorg.slack.com"], "useBuiltInProvider": true } } }
yml ファイルで.siderscan.json を自動生成している場合(各CIツール向けのSider Scan 導入ガイドに従っていると、そのようになっているはずです)は、yml 内のメールアドレスをSlack のチャネルのアドレスに書き換えて下さい。
2. Microsoft Team のチャネルへの解析結果の送信
Microsoft Teams のチャネルには、メール受信用のアドレスが設定されています。このメールアドレスをSider Scan の解析結果の送信先として設定します。
まず、解析結果を送信したいTeams チャネル名の末尾にある、チャネルオプションをクリックします(下図1)。すると、チャネルオプションのメニューが現れますので、Get email address(メールアドレスを取得) をクリックすると、チャネルの送信先メールアドレスが取得できます(下図2)。

より詳しくは、MS Teams のサポートサイトを参照下さい。
設定ファイル(.siderscan.json) に、取得したTeams チャネルのアドレスを記載下さい。記載方法は、Slack の場合と同じです。詳しくは、こちらのリファレンスを参照下さい。